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世界の大学連合「U7+」のオンラインサミットに中野学長が参加しました

2021年10月25日、世界の主要大学連合「U7+」による第3回サミット(学長会議)がオンラインで開催され、一橋大学から中野聡学長が参加しました。

U7+は2019年7月、マクロン仏大統領の後援を得て、パリ中心部にあるパリ政治学院(Sciences Po)のキャンパスで第1回サミットを開催しました。世界が直面する諸課題に対し、大学がアライアンスとして取り組むために議論を重ね、国際社会に向けて発信することを目的としています。G7加盟国に加え、アフリカ、中南米、アジア、オセアニアなどからも大学が参加していることから、U7+(プラス)と名付けられました。

日本からは、一橋大学、大阪大学、慶應義塾大学、東京大学の4校が当初から参加しています。

第2回サミットは2020年11月、米ノースウェスタン大学の主催でオンライン開催されました。このサミットから参加大学の学生による「U7+ Worldwide Student Forum」も組織され、学生の声も反映した世界大学連合に拡大されました。

今回の第3回サミットは、英インペリアル・カレッジ・ロンドン等が主催し、12カ国から29大学の代表が参加しました。直後にグラスゴーでCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が開かれることを念頭に、「気候変動と持続可能性に関するU7+宣言」を全会一致で採択し、グローバルな環境問題に世界の大学が積極的な役割を果たしていく決意を表明しました。宣言では、気候変動、生物多様性、持続可能性に関する講義を参加大学が広く提供することと、温室効果ガスの排出量削減について参加大学が具体的目標を定めることが盛り込まれています。

第3回U7+サミットにオンライン参加した中野学長(左上端)と出席者たちの一部
第3回U7+サミットにオンライン参加した中野学長(左上端)と出席者たちの一部

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