上海財経大学・中国社会科学院日本研究所との第2回共同学術フォーラムが開催されました
2024年10月24日
2024年10月15日、中国の上海財経大学、中国社会科学院日本研究所との三機関共同学術フォーラムが上海財経大学で開催され、本学から屋敷副学長らが出席しました。
上海財経大学と本学は、1988年に学術交流協定、2010年に学生交流協定を締結し、それ以来、学生の交換留学や教職員の交換講義など多方面で深く広い交流を展開してきました。また、中国社会科学院と本学は1999年に学術交流協定を締結し、共同シンポジウムの開催や教職員の相互訪問など学術面を中心に交流を重ねてきました。
こうした3機関の長年にわたる交流の基盤をさらに強化するために、2023年に一橋大学、上海財経大学、中国社会科学院日本研究所の間で「国際学術フォーラムの開催に関する協力枠組みの合意書」を締結し、共同学術フォーラムを継続的に開催していくこととなりました。
第2回となる今年は「ビッグデータ背景下の公共ガバナンス」を総合テーマとして、各機関の研究者が日中両国の公共ガバナンスやビッグデータの台頭による社会の変化等について、議論を行いました。本学からは清水千弘ソーシャル・データサイエンス研究科教授、植杉威一郎経済研究所教授、高久玲音経済学研究科教授、徐文臻経営管理研究科講師が講演・講評を行いました。
また、共同学術フォーラムと並行して屋敷副学長、上海財経大学の劉小川(りゅうしょうせん)中国公共財政研究院執行院長、中国社会科学院日本研究所の閆坤(えんこん)書記による三者会談が行われ、今後の交流強化に向けた意見交換が行われました。
本学は、社会科学分野において中国を代表する大学、シンクタンクである上海財経大学と中国社会科学院日本研究所との共同学術フォーラムの開催を通じて両機関との交流をさらに発展させていきます。

参加者全員による記念撮影(前列右から2番目が屋敷副学長、左から3番目が閆書記、4番目が劉執行院長)

三者会議参加者