2010年2月20日（土） 第2回 国際コンファレンス
「アジアの公共政策を巡る現代の課題 - 金融危機後の挑戦 -」
今回は「アジアの公共政策を巡る現代の課題 - 金融危機後の挑戦 -」というテーマで如水会館にてアジア各国から研究者を招聘し、報告及び討論が行われた。コンファレンスは政策の実態に即しつつ、エビデンス（実態）とロジック（理論）を重んじた経済分析に基づき行われた。
田近副学長の開会の挨拶の後、コンファレンスは金融危機後のアジアの経済と税制政策の効果についての研究報告、各国の税財政事情のセッションからなり、既に経済成長を達成した中国、ベトナム、インドネシアのほか、これから経済成長をはかっているネパールからも研究者を招聘し、論議を深めた。当プロジェクトではこうしたアジア諸国の研究者とのネットワークを拡大し、アジアの公共政策のハブを目指すため、これからもますます多くの研究者と論議を深めていく機会を提供していくという、国際コンファレンスの意義を確認できた。
講演者
講演者
セッション1 アジアの公共政策I
・Wei Yu (Shanghai University of Finance and Economics)
・Giang Thanh Long (National Economics University, Vietnam)
セッション2 アジアの公共政策 II
・Fauziah Zen (University of Indonesia)
・Riatu Mariatul Qibthiyyah (University of Indonesia )
セッション3 金融危機後のアジア経済
・Donghyun Park (Asian Development Bank)
・Friska Parulian (Economic Research Institutefor ASEAN and East Asia)
セッション4 アジアの新興国：ネパール、ラオス
・Bishwambher Pyakuryal (Tribhuvan University, Nepal)
司会進行
・浅沼 信爾 教授 （一橋大学大学院国際公共政策大学院・客員教授）
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当日の様子
