公開講座

開催案内

平成29年度一橋大学公開講座「統計と日本の近代化」



  日本が近代国民国家を形成するにあたり、支配する国土、住民等を数量的に
  把握するため、明治国家は西欧から統計学及び統計調査の技法を輸入して、それ
  らを日本に根付かせていく必要がありました。欧米列強による植民地化の危機が
  迫る中、それは急を要する仕事でした。
  今回のシンポジウムでは、このように西洋から輸入された統計学はどういったも
  のだったのか、統計調査を実施する専門家たちはどのように養成されたか、そし
  て調査実施のあり方は時代とともにどう変化したかという3つの側面から、日本
  の近代化における統計調査制度の形成の過程を見ていきます。

日時 2017年12月2日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場 一橋大学 国立西キャンパス 本館21番教室
アクセスの詳細は、こちらをご覧ください。(建物地図⑩)
参加申込 無料・定員250名

※上記お申込みにより取得した情報は、個人情報保護の観点から厳重に管理いたします。
本学の講演会・シンポジウム等のご案内以外に利用することはありません。

プログラム

14:00~ 開会挨拶    佐藤 正広   一橋大学経済研究所教授
14:05~ 講演  「第1回国勢調査と日本の統計学」
   上藤 一郎   静岡大学人文社会科学部教授
14:45~ 講演 「日本における統計実務家の養成」
   佐藤 正広   一橋大学経済研究所教授
15:25~ 休憩 (10分間)
15:35~ 講演 「統計調査において戦前と戦後の間で起こったこと」
   山口 幸三   京都大学大学院農学研究科特定准教授
16:15~ 討議・質疑応答

   上藤 一郎   静岡大学人文社会科学部教授

   山口 幸三   京都大学大学院農学研究科特定准教授

   佐藤 正広   一橋大学経済研究所教授

16:55~ 閉会挨拶   佐藤 正広   一橋大学経済研究所教授

講演者プロフィール  (講演順)

上藤 一郎(うわふじ いちろう)

写真:上藤 一郎

  静岡大学人文社会科学部教授。専門は統計学および確率論の歴史研究。
  1987~88年、ワルシャワ中央計画統計大学(現ワルシャワ経済大学)留学を経て、
  1990年3月、龍谷大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。
  その後、鈴鹿国際大学専任講師、助教授、教授を経て、2007年4月から現職。
  著書:『地域経済分析ハンドブック』(共著、晃洋書房、2016年)、『調査と
  分析のための統計-社会・経済のデータサイエンス』(編著、丸善、2013年)、
  『社会の変化と統計情報』(共編著、北海道大学出版会、2009年)、『統計と
  統計理論の社会的形成』(共編著、北海道大学図書刊行会、1999年)等。


佐藤 正広(さとう まさひろ)

写真:佐藤 正広

 一橋大学経済研究所教授。一橋大学博士(経済学)。専門は統計調査史、 日本近代史。
 1985年、一橋大学経済研究所附属日本経済統計情報センター講師。
 1989年、オックスフォード大学セントアントニーズカレッジ シニア・アソシエート・
 メンバー。一橋大学経済研究所附属日本経済統計情報センター助教授、2002年4月
 一橋大学経済研究所社会科学統計情報研究センター助教授を経て、同年5月から現職。
 著書:『近代統計発達史文庫目録』(編著、一橋大学経済研究所附属社会科学統計情報
  研究センター、2017年)、『国勢調査 日本社会の百年』(岩波書店、2015年)、
 『帝国日本と統計調査 統治初期台湾の専門家集団』(岩波書店、2012年)等。


山口 幸三(やまぐち こうぞう)

写真:山口 幸三

 京都大学大学院農学研究科特定准教授。京都大学博士(経済学)。統計調査士・専門
 統計調査士、専門社会調査士。専門は統計調査、経済統計。
 1977年総理府(現総務省)統計局入局、総理府統計局、総理府社会保障制度審議会
 事務局、通商産業省大臣官房調査統計部、国土交通省国土計画局、一橋大学経済研
 究所准教授、独立行政法人統計センター情報技術部情報管理課長、情報技術部長、
 総務省統計研修所統計専門官などを経て、2017年から現職。
 著書:『失われし20年における世帯変動と就業異動』(日本統計協会、2014年)、
 『現代日本の世帯構造と就業形態の変動解析』(日本統計協会、2011年)等。



主 催 国立大学法人一橋大学
後 援 国立市、小平市、立川市、国分寺市、府中市、武蔵村山市各教育委員会
お問合せ先 国立大学法人一橋大学研究・社会連携課
〒186-8601 東京都国立市中2-1
メール res-sr.g@dm.hit-u.ac.jp
電 話 042-580-8058 (平日9:00~17:00)
FAX 042-580-8050


過去の公開講座




公開講座について

一橋大学公開講座は下記の要領で実施しております。

実施形態

  • 春季(5,6月頃)、秋季(9,10月頃)の各1講座ずつとする。ただし、いづれか1回の年度もある。
  • 連続講義または基調講演+シンポジウムで実施する。

受講料

  • 連続講義方式の場合は、1講座につき講習料6,400円とする。
  • 基調講演+シンポジウムの場合は無料とする。
  • 納入頂いた講習料につきましては、公開講座運営費に充当させて頂きます。

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