日本におけるフットボールスタジアムの政策過程と立地特性の研究
本研究は、自治体による日本のフットボールスタジアム(球技専用スタジアム)の建設プロセスを明らかにすることを目的としている。
現在日本では、プロスポーツの発展に伴い、スタジアム・アリーナの改革が政府主導で行われ、多くの自治体でスタジアム・アリーナの新設や改修を検討している。
しかし、スタジアム・アリーナの建設プロセスについての研究はまだ少ない。
そこで、自治体なぜスタジアム・アリーナを建設するのかという問いの下、自治体がどのようなメリットや効果を期待して建設しているか、どのように建設地が決定されているかなど、政策決定プロセスの研究を行う。
また、自身の研究を積極的に国際学会や国際誌で発表していくことや、海外のスタジアム・アリーナの事例の研究も行い、国内の事例と照らし合わせることで、日本のスタジアム・アリーナの特徴を明らかにしていくことも目指す。