HOME > 若手研究者海外派遣> 海外派遣支援> 第2回講習会開催報告

若手研究者海外派遣

【開催報告】
第2回講習会 短期海外訪問と調査・人的交流 ―「非正統的な」留学の実現法―

写真1 写真2

概要

  1. 日時:
    第1日目 2010年7月23日(金)16:20–18:00
    第2日目 2010年7月26日(月)16:20–18:50
  2. 場所:国際研究館1階教官会議室
  3. 参加人数:26名(一日目)、13名(二日目)
  4. 告知方法:ポスター掲示、院生一斉メール

対象

本学に在籍する修士・博士後期課程院生、COE研究員等ポスドク、ジュニアフェロー。全研究科が対象。

目的

短期海外訪問をどう実現させ、その成果を研究やその後のキャリア形成にどう生かすかについて、以下に焦点をあてながら理解すること。

  1. 受入研究機関または調査等の協力者や対象者との交渉をどのように進めたのか。
  2. 時間的制約のなかでどのように調査や資料収集を進め、また研究ネットワークを構築したのか。
  3. 現地滞在はその後の論文、研究ネットワークの拡大、長期留学等の成果にどうつながったのか。

登壇者(敬称略)

第一日目

福地宏之(本学商学研究科特任講師。商学研究科博士後期課程出身)
和田一哉(東京大学大学院人文社会系研究科研究員。経済学研究科博士後期課程出身)

第二日目

岡田泰平(成蹊大学文学部国際文化学科助教。言語社会研究科博士後期課程出身)
堀川信一(大東文化大学法学部法律学科准教授。法学研究科博士後期課程出身)
小ヶ谷千穂(横浜国立大学教育人間科学部准教授。社会学研究科博士後期課程出身)

内容

第一日目

企画者である佐藤が「導入セッション」にて、若手研究者海外派遣事業についての説明を行ったのち、福地氏と和田氏による報告が続いた。福地氏は本学商学研究科のCOEフェローとして、ペンシルバニア大学ウォートン校シュナイダー起業研究所に在籍し研究を行った。報告では客員研究員としての受入や現地での共同研究についての経験が共有された。和田氏は本学大学院に在学中にケニアにて調査を行った経験がある。修了後は、日本学術振興会の「特定国派遣研究者プログラム」によりノルウェーのクリスティン・ミケルセン研究所にて客員研究員を務めた。報告では、現地研究者との連絡や現地での調査や研究活動に関する経験が共有された。

第二日目

企画者である佐藤が「導入セッション」にて、若手研究者海外派遣事業についての説明を行ったのち、岡田氏、堀川氏、小ヶ谷氏による報告が続いた。岡田氏は博士後期課程在学中に、フィリピンでの現地調査とフルブライト奨学金による米国留学を果たした。報告では、短期留学の利点と限界を、資料収集や研究交流、博士論文執筆の経験からお話しいただいた。堀川氏からは、博士後期課程在学時に留学した、ドイツのケルン大学近世私法史研究所での研究活動や人的交流についての話題が提供された。最後に、小ヶ谷氏からは修士課程から博士後期課程にかけて行ったフィリピンでの調査について、農村調査の困難や現地での研究ネットワークの構築、日本での研究プロジェクトへの参加による調査の継続と研究業績の蓄積に関する経験が共有された。