学長ご挨拶

 久しぶりの一橋大学はいかがでしょうか。みなさんが青春時代をすごした学園はさぞ懐かしいのではないかと思います。必死で勉強したり、クラブ活動に打ち込んだり、その他さまざまな活動を活発にした方もいれば、とりたてて目立ったこともせずに淡々と大学時代をすごされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、いずれにしても、5月のキャンパスはみなさんを温かく迎えてくれるはずです。母校のキャンパスとはそのようなものです。

 私たちはそのようなキャンパスを守り、発展させるために、日々奮闘しています。キャンパスとは景観です。そして、その景観を包み込む、得もいえぬ気配です。この独特の気配は、日々の教育研究活動によってもたらされる雰囲気や先輩たちに培われてきた伝統によって創りだされるものです。ですから、キャンパスは大学を体現します。どうか国立のキャンパスがかもし出す、みなさんの愛してやまない一橋の姿と香りを堪能していってください。

 ホームカミングデーは卒業生のみなさんと一橋大学とをつなぐ一日です。後輩が今の一橋大学を案内し、説明します。図書館にも久しぶりに入ることが出来ます。記念講演や学生の演奏会も用意しています。どうか後輩ととともに一日を過し、一橋大学の今を楽しみ、明日に想いを馳せていただくようお願い申し上げます。

一橋大学長 山内進

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