プリント

お知らせ

朱雀号宝山沖遭難百年慰霊式が挙行されました

5月12日(土)、本学端艇部の朱雀号宝山沖遭難百年慰霊式が、茨城県神栖市太田の常陸利根川と利根川との合流地点付近(常陸利根川逆水門の下流350m地点)の堤防上にある慰霊碑前において挙行されました。

明治40年12月30日、本学(当時の東京高等商業学校)端艇部の学生7名が乗る朱雀号が、利根川下流において烈風に遭い、艇は転覆、7名は激浪に投げ出されるという遭難事故が発生し、その際、柳川家当主、柳川惣助氏の3人のご子息の指揮の下、正月の餅つきのため集まっていた家人が総出で和船を漕ぎ、寒風吹きすさぶ激浪逆巻く中を遭難した学生の救助にあたられました。
さらに、救助、捜索の際には、地元の方々及び学生の自治組織「一橋会」の協力も得て、憔悴しきった学生の身体を温め、また遠隔地の医者を馬で呼び寄せ、生命の危機にさらされていた学生を適切な応急手当で蘇生させるなどした結果5名を救出しましたが、残念ながら2名は帰らぬ人となりました。
遭難現場付近の中州には卒塔婆が建てられ、柳川家及び地元の方々には、その後長年にわたり卒塔婆の維持、恒久的慰霊碑の建立、設置・移転に関する便宜供与等々にご尽力をいただきました。

この度、慰霊式を挙行するにあたり、地元からは柳川家子孫、出津紘子氏をはじめ救助にあたられた地元の方々の子孫10数名の参列をいただき、本学側からは四神会(端艇部OB会)辻巻会長以下37名(学生2名、OB35名)が参列し、はじめに慰霊の黙祷を行い、参列者全員の献花の後、柳川家に対し、これまでの多大なご尽力に感謝し、杉山一橋大学長、林一橋大学端艇部長、辻巻四神会会長の連名による感謝状と記念品を贈らせていただきました。

お知らせ

Share On